お米の横綱「仁多米」

一度食べるとやみつき!選ばれてきた「仁多米」

 仁多米の特徴はそのツヤとコシ。島根で丁寧に栽培されたお米はきらきらと輝き、豊かな甘みがほおばった瞬間からお口に広がります。
 一度食べると他のお米が食べられなくなるという声が多い「仁多米」。
 「西の横綱 仁多米」とも呼ばれています。
 その確かなおいしさで数多くの賞を受賞しています。

 米・食味鑑定士協会が平成12年から開催している
米・食味分析鑑定コンクール】
平成21年に特別優秀賞を受賞
その後平成22年~24年の間、金賞を連続受賞

 日本穀物検定協会が開催している食味ランキングでは
平成10年産米・15年産米が最高位「特A」に選ばれました。

二度食べると「仁多米」のトリコ!それは土地に秘密あり

おいしいお米を知っている人に選ばれ続けてきた仁多米。
そのおいしさの秘密を探ります。

「仁多」とは?

 お米の横綱「仁多米」とは、島根県仁多郡奥出雲町で栽培されるコシヒカリの産地ブランドです。

 ▼島根県仁多郡奥出雲町

恵まれた土地「仁多」

 島根県仁多郡奥出雲町は中国山地の山奥、
標高300~500メートルにあり「西日本一」と言われる米どころです。
山の斜面に広がった棚田は「日本の棚田百選」(大原新田)にも選ばれています。

 良質米の3大生産条件である、
土:先祖代々守りついだ、肥沃な土壌
水:斐伊川源泉の山の栄養をたっぷり含んだ、きれいな水
気候:山の土地に見られる、昼と夜の寒暖差
これらをすべてそろえた米づくりに理想的な土地です。

 それに加え、飯塚豊市商店では
和牛の完熟堆肥の他、菜種カス・木炭の粉など、使用する肥料にこだわり、
すべて自然由来のものを採用した農家さんと契約をしています。

三度食べると納得!「仁多米」の歴史

 神話の国島根では、その土地の言い伝えが数々の神話として残り、古来より受け継がれてきました。
 仁多米の栽培地である仁多郡奥出雲町にも数多くの神話や土地の話が残っています。
歴史から仁多米の魅力を探ります。

「仁多」の由来

 「国引き神話」で有名な『出雲国風土記』には、仁多の地名の由来が残っています。
此國者、非大非小。川上者、木穂刺加布、川下者、河志婆布這度之。是者、爾多志小國在、詔。故云仁多。』
現代語に訳すると、
 「この国は大きくもなく小さくもない。川上は木の穂を差し交わし、川下は河志婆布(かわしばふ)が這いわたっている。これは豊かな土地で小さな国である。」とおっしゃられた。だから、仁多という。」

 爾多志(にたしき)とは、うるおいがあり豊か、という意味です。
仁多が豊かな土地だと古来より有名であったことがわかります。

 『日本神話』では、ヤマタノオロチの退治伝説が有名です。
現在では、ヤマタノオロチはたびたびあった斐伊川の洪水、そして治水を指しているのでは、との説もあります。斐伊川の上流にある地域ならではの伝説です。また、ヤマタノオロチの腹から出てくる宝剣クサナギノツルギは、たたら製鉄の恩恵を意味しているという説もあり、奥出雲の地を表す伝説といえるでしょう。
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「たたら」にみる仁多(奥出雲)の歴史

 ジブリ映画「もののけ姫」のモーチフとも言われ、近年では映画「たたら侍」で一躍有名になった「たたら製鉄」。
 かつて奥出雲では質の良い砂鉄を多く産出したため、たたら製鉄が盛んに行なわれていました。砂鉄の採掘のため削られた山あいには多くの棚田が作られ、今も美しい風景が広がっています。この先祖から受け絶がれてきた奥出雲の自然や水田が「仁多米」を育んでいます。

仁多米農家が行うひと手間

 1つ1つの田んぼが山にある棚田であるため、平地にある大きな田んぼのように機械ですべての作業が行えるわけではありません。

 日々天気とにらめっこして行う田んぼの水量の調節や、あぜ道や田んぼの中の除草、刈った稲の天日干し。すべて手抜きが許されない、先祖から続く大切な作業です。

 肥料に堆肥を使うなどのひと手間ひと手間が、おいしい仁多米をつくっています。


 良い土壌、清らかな水、歴史をつむいできた土地ではぐくまれた「仁多米」。

ぜひ一度ご賞味ください。

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